民俗芸能の保存目指し練習成果披露 小田原で「後続者育成発表会」
民俗芸能の普及と保存を目指す「小田原民俗芸能保存協会」が11月3日、後継者育成に取り組んできた日頃の練習成果「後続者育成発表会」を小田原三の丸ホール(小田原市本町)で披露する。(小田原箱根経済新聞) 【写真】小田原市民族芸能保存協会「後続者育成発表会」訴求ビジュアル 郷土に生まれ、郷土の人々の手によって守り伝えられてきた民俗芸能。小田原の各地にも多くの民俗芸能が息づいている。こうした民俗芸能の後継者育成に取り組むのが同協会で、加盟する団体が中心となり日々の練習を行い、次世代を担う育成活動を継続している。 今回発表するのは、小田原市山王原大漁木遣唄保存会(12時10分~)、小田原市祭囃子連絡協議会(12時30分~)、根府川寺山神社鹿島踊保存会(13時~)、曽我別所寿獅子舞保存会(13時15分~)、小田原ちょうちん踊保存会(13時40分~)、栢山田上歌保存会(映像による出演・14時50分~)、小田原囃子(はやし)多古保存会(15時5分~)、相模人形芝居下中座(15時30分~)、特別出演として相模里新楽垣澤車中(14時15分~)が登場する。 同協会の林美禰子会長は「小田原の地域に根ざした多様な民俗芸能をより多くの方々に知っていただき楽しんでもらいたい。受け継いでいくことの大切さを理解し仲間になっていただけたら最高」と呼びかける。
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