米資産運用会社VanEckが機関投資家向けにソラナ(SOL)のステーキング提供開始、Kilnと提携で
戦略的提携を発表
米資産運用会社ヴァンエック(VanEck)が、ステーキングサービス及びデジタル資産報酬管理プラットフォーム提供のキルン(Kiln)と戦略的提携を結び、ソラナ(Solana / SOL)のステーキングを開始すると10月29日発表した。 今回の提携でヴァンエックは包括的なソラナ戦略を目指す。ヴァンエックの機関投資家は、SOLを直接管理したり、ステークする技術的な複雑性を伴わずにソラナのステーキングが可能になるという。 ヴァンエックの暗号資産プロダクトマネージャーであるメノ・マルテンス(Menno Martens)氏は、「ソラナを含む多くのブロックチェーンにおけるKilnの優れた実績と機関投資家向けの能力により、機関投資家の基準を満たすプロダクトを提供できると確信している」と述べた。 Kilnの共同創業者兼CEOであるラズロ・ザボ(Laszlo Szabo)氏は、「ヴァンエックは、ソラナ戦略とプロダクトの提供により、新たなマイルストーンを打ち立てている。機関投資家に対してステーキング機能へのシームレスなアクセスを提供できることを嬉しく思う」と述べている。 ヴァンエックは今年6月、米国初の「ソラナ現物ETF」をSECに申請。この発表後、SOLの価格は急上昇した。 またヴァンエックは10月、欧州市場向けに、ソラナ ETN(Exchange Traded Note:上場投資証券)にステーキング報酬を追加している。
あたらしい経済編集部