”固定残業代”が支給されていても「定時」で帰っていい?固定残業代制について解説!
残業する人としない人がいて不平等だと感じる場合は?
会社や部署によっては、残業する人としない人がいて、不平等だと感じられるケースも考えられます。例えば、自分は固定残業代ぎりぎりの残業をしているのに、先輩は「後はよろしく」といって毎日のように定時退社する場合です。 固定残業の基準時間が大きければ、残業をする人としない人の差は浮き彫りになるでしょう。残業をたくさんしている人は、モチベーションが下がってしまうかもしれません。 不平等であると感じられる場合は、上司や社内の相談機関などを通して、声を上げられるでしょう。仕事の割り振りや業務の進め方などを見直すきっかけになり、残業が一部の人や部署に偏らないように改善されるかもしれません。
固定残業代制は定時で帰っても問題なし!
固定残業代とは「その名称にかかわらず、一定時間分の時間外労働、休日労働および深夜労働に対して定額で支払われる割増賃金」のことです。不必要な残業を強制するものではなく、残業が必要ない場合は定時で退社しても問題ありません。 しかし会社や部署によっては残業する人としない人がいて、給料の額は同じであることから不平等に感じられるケースも考えられます。不平等であると感じられる場合は、仕事の割り振りや業務の進め方などを改善してもらえるよう、上司や社内の相談機関に相談してみるといいでしょう。 出典 厚生労働省・都道府県労働局・ハローワーク 固定残業代を賃金に含める場合は適切な表示をお願いします 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部