クシュタール会長、セブン買収提案巡り敵対的買収検討せず-日経
(ブルームバーグ): アリマンタシォン・クシュタールのアラン・ブシャール会長は21日、日本メディアの共同インタビューに応じ、セブン&アイ・ホールディングスへの買収提案について、「敵対的買収は検討していない」と述べたと、日本経済新聞が22日報じた。
報道によると、買収価格引き上げについて問われた際にアレックス・ミラー最高経営責任者(CEO)は、現在の提案価格はすべてのステークホルダーにとって魅力的だと述べたという。報道を受けて、セブン&アイ株は22日、一時前日比2.2%安の2500円を付けた。
セブン&アイの創業一族である伊藤家が同社に法的拘束力のない買収提案をしたことが13日に判明。クシュタールに対する事実上の対抗策とみなされており、9月に買収額を7兆円に引き上げ再提案していたクシュタールの出方に関心が集まっていた。
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Natsuko Katsuki