「監督と話したい」「正直去年より…」堂安律が語った新生フライブルクの課題と手応え。13年ぶりに指揮官を交代「まだまだ伸びしろがある」【現地発コラム】
「融合した時にさらに順位は上がるかなと思います」
チームとしての狙いと個々の強みをどのように融合させていくのか。その辺りがこれからの挑戦になるだろう。 「それらが融合した時に、またさらに順位は上がるかなと思います」 堂安が言うように、伸びしろがあるところをポジティブに捉えてやり続けていく。うまくいかない時期だってくることだろう。不運な試合が続くことだってあるだろう。そんな時でも自分たちらしさを失わずに戦えるかどうか。昨季最終節、シュトライヒとともにクラブを去ったコーチのパトリック・バイアーがこんなメッセージを残していた。 「みんなに最後に一言を。フライブルクはここ数年でものすごい成長を遂げた。ファンからの期待が高まってきているのもわかる。でも自分たちがどこから来たクラブであるかを忘れてはいけない。現実的な視点で、冷静さをもって取り組み続けるクラブを支えてほしい」 きっと偉大な監督の跡を継いだフライブルクの新指揮官をファンは温かく、我慢強くサポートしてくれる。新しい時代に足を踏み入れたフライブルクとそこで躍動する堂安の今季が楽しみでならない。 取材・文●中野吉之伴
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