別府で湧き出るひらめき 有名ブランドの音楽手がけるアーティストが温泉をテーマに曲制作
11月26日は語呂合わせで「いい風呂の日」です。大分県別府市では市制100周年を記念したイベントに向けて、プロの音楽家が温泉をテーマにオリジナル曲の制作を開始しています。 【写真を見る】別府で湧き出るひらめき 有名ブランドの音楽手がけるアーティストが温泉をテーマに曲制作 別府市の天然坊主地獄である企画に向けて別府の「音」を集めに来たのは、県内で音楽イベントを企画する「AKANEKO」の主宰・深川謙蔵さんです。 (AKANEKO主宰・深川謙蔵さん)「別府の温泉にかかわる音をいまどんどん集めていて、その音を使った音楽をこれから一曲これからつくる企画を進めています」 別府市制100周年記念事業のひとつ、「BEPPUONSENWEEK」が24日からスタート。その最後を飾るのが深川さんが企画したイベントで、別府の文化や温泉を音に込めた楽曲を聴きながら竹瓦温泉に入ります。 日本の奥ゆかしい和を独特の音色で表現するアーティスト・冥丁さん。カルティエやイッセイミヤケなど有名ブランドのイベントやキャンペーンの音楽も手がけています。 冥丁さんは5日間、別府に滞在して音を集めながらインスピレーションを曲に落とし込みます。 (アーティスト・冥丁さん)「まさかこんな風景があるなんて思っていなかったのですごく大興奮です。温泉という別府の価値を体現できるような少しいつもと違うような音楽になればいいなと思う (深川謙蔵さん)「今回の企画全体にどっぷり浸かってもらって、温泉がどういう風に自分たちの生活の中で活きているのか、楽しめるのかを、そういうのを曲を聴きながら考えるきっかけづくりができたら良いなと思います」 楽曲「泉涌」は12月7日と8日に竹瓦温泉で入浴料のみで楽しむことができ、8日には冥丁さんのライブも行われます。
大分放送