《元ギャルモデルの小森純が華麗なる転身》タレント全盛期は「全部自分の手柄と思っていた」現在はネイルサロン経営で全員が正社員「周囲に感謝の日々」
「2011年に結婚して、上の子ども2人を2014年と2016年に学年でいうと年子で産んだので、妊娠、出産、育児に追われ、数年間はネイルに全然行けませんでした。でも、だんだん2人の子どもが同じ時間にお昼寝をしてくれるようになったので、パパの休みの日に子どもを見てもらって、久しぶりにネイルに行ったんです。 そうしたら、すごい気分が変わって、育児は超がんばれるし、自分も洋服買ってお肌のケアに行きたいな、と思えるようになって。ネイルってすごい!と思い、数カ月後にはネイリストになるための学校に通い始めました」 長男は幼稚園の年少だったが、次男は一時保育にあずけながら、1日2~3時間の授業を1年半ほど受け、JNEC(公益財団法人日本ネイリスト検定試験センター)主催のネイリスト技能検定試験1級に合格。晴れてネイリストとなった。 「ネイルって、髪やメイクと違って、鏡がなくても自分で見ることができるじゃないですか。パッと目に入って、テンションをすぐに上げてくれる美容なんですよ。かつ、リーズナブルだから、行きたいと思ったらすぐに行ける。 ネイルって、この小さなスペースに、いろんなものを詰め込むことができるのも魅力。たとえば、推し活が流行ってる今だったら、好きなアーティストさんのライブに行くときに、そのアーティストさんのメンバーカラーを使ったりして楽しめるんです」
ネイルサロン好調の背景
魅力あふれる美容業界だが、ネイルサロンは開業1年でつぶれてしまうお店が60%、3年では90%にもなるという厳しい世界。生き残るには差別化は必須だ。 「1号店をオープンする前に、この界隈のネイルサロンは何系をやってて、何系はやっていないか、足を使って調査しました。そうしたら、当時、出始めたばかりのニュアンスネイル(曖昧な色の変化などを感じさせるネイルデザイン)をやっている店があんまりなかった。じゃあ、それに特化しよう、って思って始めました」 それが順調な滑り出しができた理由のひとつだったようだ。 「最初の半年くらいは赤字でしたよ。お客さんが来てくれるようになるまで、社員の給料と広告費が出ていくばっかりでしたから。広告は『ホットペッパー』とかインスタとか」 意外や、コロナ禍を堪え忍んだたことで、勢いがついたという。 「ウチは2カ月ぐらい休業した期間も、家賃を払い続けたから大変でした。でも、それを乗り越えたら、コロナで閉じたお店のお客さんが流れてきた、っていうのはありますね」 今後は会社をどんどん大きくしようと考えているのだろうか。
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