「李在明代表は実兄を精神病院に監禁」と主張して共に民主に警告された金雄氏「3日以内に代表本人が虚偽事実摘示名誉毀損で告訴しなければうそを認めたものと見なす」
【TV朝鮮】(アンカー) 韓国最大野党・共に民主党の李在明(イ・ジェミョン)代表が城南市長だった時に実兄を精神病院に強制入院させたという疑惑が再び取り沙汰されています。与党・国民の力所属の元議員で、この発言をした金雄(キム・ウン)弁護士に対し、共に民主党が「虚偽の主張だ。法的責任を問う」と言うと、同弁護士は「弁護士の職に懸けて誓う。告訴しろ」と反発しました。コ・ヒドン記者がお伝えします。
(記者リポート) 国民の力所属議員だった金雄弁護士は、「国政安定協議体」の設置を15日に提案した李在明代表に対し「『私に権力をよこせ』という国民に対する脅迫だ」「実兄も精神病院に監禁した」と主張しました。 すると、共に民主党は「虚偽の主張を謝罪しないなら、法的責任を問う」と表明しました。 同じ主張をした車明進(チャ・ミョンジン)元議員が2015年に関連訴訟で敗訴し、司法府も虚偽であることを認めているというのです。 (李在明氏 /共に民主党京畿道知事候補=2018年6月当時=) 「金栄煥(キム・ヨンファン、未来統合党の京畿道知事)候補は私について、『兄を精神病院に入院させようとした』と主張したいようですが、事実ではありません」 金雄弁護士は「李在明代表が個人として『虚偽事実摘示名誉毀損(きそん)』で告訴せよ」と反発しました。 その上で「名誉毀損で有罪判決を言い渡されたら、弁護士資格を返上する。無罪判決が出たら李在明代表は議員職を辞任せよ」と迫りました。 金雄弁護士は「2015年に車明進元議員が敗訴したのは、強制入院の事実が明らかになっていなかった状態だったためだ。その後、再審を請求したが提訴期間が過ぎてしまい、無念を晴らすことができなかった」と言いました。 また、「李在明代表は選挙法の裁判では無罪判決を受けたものの、強制入院の事実は認められた」とも言いました。 (朴商玉〈パク・サンオク〉大法院〈最高裁判所〉判事=2020年7月当時=) 「実兄に対する精神病院への強制入院を指示し、督促した事実が認められます。それでも自身にとって不利な指示・督促の事実を隠し…」 金雄弁護士は「3日以内に告訴しなければ、うそを認めたものと見なす」と述べました。TV朝鮮、コ・ヒドンがお伝えしました。 (2024年12月16日放送 TV朝鮮『ニュース9』より)