【小倉記念見どころ】リフレーミングの鋭い末脚に期待
ここ2戦、自身の持ち味である鋭い決め手を発揮して善戦しているリフレーミング。前々走は展開の不利、前走は窮屈な競馬を強いられながら健闘しているように重賞でも通用の目処が立ち、力もつけている印象で直線一気に期待したい。出走を予定している主な有力馬は次の通り。 【写真】リフレーミングのこれまでの軌跡 ■8/11(日) 小倉記念(3歳上・GIII・中京芝2000m) 競馬のスタイルが後方待機策で、開幕週の馬場がひとつのポイントになりそうなリフレーミング(牡6、栗東・鮫島一歩厩舎)だが、中京コースは2勝を挙げている好舞台で、特に2勝目のときは上がり33秒台をマークしたように、とにかく切れに切れた。3走前の福島民報杯では、小回りの福島コースも意に介せず、怒涛の末脚を発揮。ここも鋭い決め手を発揮して重賞初制覇に挑む。鞍上は川田将雅騎手。 レコード決着となった皐月賞で失速したが、果敢に攻め込んだレースぶりが悪くないシリウスコルト(牡3、美浦・宗像義忠厩舎)。その皐月賞を除けば、安定したレース内容で脚質も自在。中京は初めてとなるが、こなせるだろう。鞍上は西村淳也騎手。 その他、前走は出遅れて流れに乗れなかったコスタボニータ(牝5、栗東・杉山佳明厩舎)、一昨年の秋華賞で4着と能力を見せているメモリーレゾン(牝5、栗東・長谷川浩大厩舎)、ムラな成績だがツボに嵌まったときは鋭い切れ味を発揮するセントカメリア(牝5、栗東・高野友和厩舎)、3歳時にクラシックに全て出走して菊花賞では5着と健闘しているディープモンスター(牡6、栗東・池江泰寿厩舎)らも上位狙う。発走は15時35分。