【バレー】SVリーグに挑む群馬グリーンウイングスがファン感謝祭を開催。齋藤真由美監督「それぞれの道を歩む仲間たち。さよならではなくて、これからも寄り添っていく」
ラストは退団する選手、スタッフに花束贈呈。 退団者挨拶の後に松尾奈津子主将、齋藤真由美監督よりシーズンを締めくくる言葉があり、最後は選手の「お見送り」で至れり尽くせりの感謝祭はお開きとなった。
退団者コメント
以下は各人の挨拶コメントの抜粋。 *一部意訳になります。ご了承ください。 ●伊藤南アナリスト (群馬グリーンウイングスのように起用される選手が次々と入れ替わってなおかつ力を発揮するバレーボールは)僕にとって夢であり、希望でした。 アナリストからしてみれば、データも十分には取れないし、こんなに迷惑なバレーボールはないのですけれども(笑) だからこそ、このチームでアナリストとして貢献できたことを誇りに思っています。 この先のことはまだ何も考えていません。一旦、地元の岩手に帰って、ゆっくりしてからこれからの自分の行く道を考えていこうと思っています。 4シーズン、群馬の名前を背負って戦えたことを、本当に誇り思います。感謝しています。ありがとうございました。 ●吉田あゆみ選手(アウトサイドヒッター) ワンシーズンでしたが、このチームでみんなと一緒に過ごす中で、日々の練習やトレーニングからいろいろなことを学び、感じて、プレーすることができました。 迷惑をかけてしまうこともたくさんありましたが、周りの方々に支えられながら活動することができました。 チームの皆さんにはたくさん協力してもらいました。本当にありがたかったです。 心から感謝しています。ありがとうございました。 ●伊藤寿奈選手(ミドルブロッカー) 今日のイベントへのご来場、そして4シーズン、たくさんの応援ありがとうございました。 これからはこうやって皆さんの前に立つことはなくなってしまうと思います。でも、皆さんと一緒にグリーンウイングスを全力で推していきたいと思います。本当にありがとうございました。 ●吉岡みなみ選手(リベロ) グリーリングスのファン感謝祭に来ていただき、本当にありがとうございます。こんなにたくさんの方々に来ていただいて本当に嬉しいですし、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。 6年間チームに所属させていただいて、楽しいこと、辛いこと、本当いろんなことがありました。ありすぎて、その気持ちを言葉で表現するのは難しいのですが、1年1年が本当に良い経験で、最高のバレーボール生活を送らせていただいたと思っています。 不甲斐なく、頼りない最年長だったのですけれども、みんながいつも笑顔で「シンさん」と声をかけてくれました。 時には厳しいことも言いましたが、彼女たちなりにその言葉を受け止めてくれて、ひたむきに頑張ってくれました。 心の底からありがとうという気持ちを伝えたいです。 グリーンウィングスの選手は本当に最高の選手です。それを支えてくれているスタッフはもっと最高です。その全てを応援してくださるファンの皆さんはもっともっと…本当に最高です。 皆さんは最高の仲間だと私は思っています。 私はグリーンウイングスを去りますが、これからもグリーンウイングスに力を貸していただきたいですし、共に応援していただけたらと思います。 そして、吉岡みなみという一人の人間を、頭の片隅の片隅でもいいので、覚えておいてもらえたらなと思っています。 6年間、本当にありがとうございました。
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