◆明治安田Ｊ１リーグ▽第１４節　浦和３―０京都（１５日１９時３０分・埼玉スタジアム、高崎航地主審） 　浦和がホームで京都を３―０で下し、今季初の３連勝を飾った。 　前半４２分、右サイドからＦＷ前田直輝、ＭＦ渡辺凌磨、中央のＦＷチアゴサンタナへパスをつなぎ、最後はＭＦ安居海渡が右足の強烈ミドルシュートをゴール左へズドン。今季１４試合目で初めてベンチ外のスウェーデン代表ＭＦグスタフソンに代わってアンカー（中盤底）で先発した背番号２５が今季２点目をマークした。 　１―０の後半１分、自陣右クロスのこぼれ球に反応した京都ＭＦ福岡慎平のシュートが左ポストに直撃。それでも、ゲームの主導権は渡さなかった。 　同１０分、ＧＫ西川周作のロングキックを前田がヘディングでつなぎ、ボールを拾った伊藤敦樹が相手をかわして横パス。これを受けた渡辺が右足のダイレクトシュートをゴール右隅へ決めた。開幕から主に務めてきた左サイドバックではなく左インサイドハーフで先発し、今季２点目でリードを広げた。 　後半２３分、伊藤が倒されて得たＰＫをＦＷチアゴサンタナがゴール右へ蹴ったが、相手ＧＫにセーブされた。同２６分には京都ＭＦ宮吉拓実のシュートがクロスバーを直撃。それでも、同３２分にはＭＦ小泉佳穂のパスを受けたチアゴサンタナが右足でダメ押しの３点目を決めた。 　浦和は４連勝を飾った昨年３月３１日の柏戦以来の３連勝。埼玉スタジアムの水曜開催ゲームは昨年５月のルヴァン杯・川崎戦以降、６連勝となった。