１２日間の選挙戦に入りましたがここからは、意外と知られていないかもしれない選挙のあれこれを見ていきます。 立候補するにはもちろんお金がかかります。 有名なのが「供託金」ですね。 お金を法務局に預けることで候補者乱立を防ぐためにあります。 衆院選の場合、小選挙区で３００万円。 比例代表単独では６００万円、小選挙区との重複候補は３００万円です。 選挙が終われば返ってくるんですが、この供託金、小選挙区は有効投票の１０分の１以上得票できなければ没収。 比例代表も政党の当選者数によって没収されてしまいます。 もちろん選挙には多額の税金も使われます。 国は、今回の衆院選による支出を８１５億円と見込んでいます。 例えばみなさんもよく目にすると思います選挙ポスターの掲示板がいくらぐらいかご存じでしょうか。 大分市選挙管理委員会によりますと、今回の衆院選の掲示板は１枚２万円です。 市内に６９５カ所ありますから大分市だけで１３９０万円もかかっているんですね。 ここまではお金に関して話しましたが、ちょっとした行動が選挙違反につながるケースもありますので注意が必要です。 適法か違法か、皆さんも考えてみてください。 一つ目のケース「選挙期間中候補者の関係者ではないＡさんが友人を誘って候補の演説会に行きました。 その帰り、お礼の品を友人に渡しました。 これは適法でしょうか、違法でしょうか。 実は違法です。 演説会参加のお礼に物を渡すという行為になるので間接的な買収行為とみなされることがあります。 続いて２つ目。 応援をしている候補者にお酒を差し入れとして贈りました。 実はこれも違法なんです。 そして選挙といえば気になるのが投票率ですがこのように少しずつ上がってきているんです。 ただ、６０パーセントを下回っていて、決して高いとは言えません。 私たちの生活にもかかわる大事な選挙です。 せひ投票に行きましょう。 投票日は１０月２７日です。