WS舞台裏 「彼らは全くエゴがない」「勝利のために自己犠牲を払う」MVPトリオに同僚絶賛 ロバーツ監督も「才能が全てではない」
ドジャースは大谷、ベッツ、フリーマンとMVP受賞経験者が3人在籍する。スター選手が共存できる要因を、同僚選手やロバーツ監督が試合前会見で明かした。 【写真】ヤンキース・ジャッジと談笑する大谷 先発右腕のフラーティは「彼らは全くエゴがない。球界トップクラスの選手でありながら努力していて、それが周囲に伝わる」と証言。主に二塁を守るラックスは「彼らはただ勝ちたいだけなんだと思う。勝利のために自己犠牲を払う。フレディ(フリーマン)を見ても翔平を見てもそうだ。骨折しても体を張ってプレーする」と話し、「チーム最優先のスーパースター」と表現した。 ロバーツ監督は「才能が全てではない。団結力が必要になる。私たちはクラブハウスに必要な選手を獲得することに成功している」と、球団の選手獲得方針を説明。監督によると、フリーマンが若手選手に与える影響は大きく、ベッツは開幕直前やシーズン中に守備位置が変更されながらも奮闘。「そういうこと全てが重要になる」と語った。WS制覇のため身を粉にするスピリットが、MVPトリオを筆頭にナイン全員に備わっている。(横山尚杜)