7人制サッカーW杯の日本代表、開催国の強豪イタリアに3-1で勝利
7人制サッカーの世界大会「キングス・ワールドカップ・ネーションズ2025(以下、キングスW杯)」で、日本代表のMurash FCが開幕戦勝利を飾った。 【画像】イタリア戦のMVPに選出された中村駿介選手き 対戦したのは開催国であり強豪国のイタリア。戦前の予想を覆した3-1での勝利に、公式Xは「Shocking victory for Japan over Italy(日本がイタリアに衝撃的な勝利を収める)」と投稿。日本の勝利を驚きをもって伝えている。
サッカーファン以外からも注目を集める「キングス・リーグ」
「キングス・ワールドカップ・ネーションズ2025」は、7人制サッカーリーグ・Kings League(キングス・リーグ)の出場選手を中心に、各国から16チームが参加するトーナメント。 キングスリーグはバルセロナFCなどで活躍した名選手、ジェラール・ピケさんが考案したもの。 再出場も含めて選手交代が自由な点や、一定期間に限り得点が2倍になる状態をつくれるなど、エンタメ性重視の独自ルールが採用されている。 また、ジェラール・ピケさんが仕掛け人であることも手伝って、現役のスターや往年の名選手が続々と参戦。既存のサッカーファンを取り込みつつある。 さらに人気YouTuberやタレントを巻き込み、TwichやYouTubeでの無料配信も活用することで、従来のサッカーファン以外の層にもアプローチしている。
元プロらが参加 「キングスW杯」に挑むMurash FC
そんなキングスリーグの世界大会「キングスW杯」は、前回メキシコ大会に続く第2回。 イタリアで1月2日~13日(月)にかけて開催され、初戦、第2戦、第3戦(初戦と第2戦を経て1勝1敗のチーム同士の試合)の結果によって、準々決勝に進む8チームが決定する。 日本からは配信者の加藤純一さんがオーナーのMurash FCが参加。フットサル選手でYouTuberの中井健介さんが監督をつとめる。 メンバーは初戦で安定したプレーを見せゴールも決めた元プロのゴールキーパー・深谷圭佑選手、初戦でMVPに輝いた中村駿介選手など13人。 イタリア戦で見事勝利したことで準々決勝進出に王手をかけたMurash FCは、次戦はアルゼンチンと対戦。勝てば準々決勝に進出する。 アルゼンチン戦は1月3日。配信スケジュールは未定だが、初戦と同じくキングス・リーグ公式YouTubeチャンネルやTwitch、加藤純一さんのTwitchなどで配信が行われると思われる。 なお、全試合配信するはずだった配信サービス・DAZNは、トラブルにより、大会3日目以降配信できるようになり次第告知することを発表している。
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