静岡県職員「冬のボーナス」平均86万円 前年同期比減も年末に追加支給
静岡県内の公務員に10日、冬のボーナス(期末・勤勉手当)が支給された。県の一般職員(平均43・3歳)の支給額は平均86万円で、前年同期比約1万5千円減(1・7%減)となった。特別職は前年冬に比べ、0・05カ月分少ない1・70カ月分が支給され、知事が320万6965円、副知事が262万295円、県議会議長252万1695円、県議205万5810円だった。 県一般職員の支給月数は2・25カ月分。6月の夏のボーナスとの配分見直しにより、冬は前年同期より0・05カ月分減ったが、年間支給月数は前年と同じ4・50カ月。特別職も年間支給月数は前年と同じ3・40カ月。 県の支給対象は一般職と教職員、警察職員、特別職で計3万3481人。支給総額は前年同期比2・2%減の295億9873万2千円。 人事委員会の引き上げ勧告などに伴って年間支給月数などを引き上げる給与条例改正案が開会中の県議会12月定例会で可決されれば、一般職で0・10カ月分、特別職で0・05カ月分が12月末に追加支給される。年間支給月数は一般職4・60カ月、特別職3・45カ月分となり、年間支給額は前年を上回る。 静岡市は一般職員(平均40・8歳)の平均支給額が76万7585円。市長は333万7500円。 浜松市は一般職員(同43・9歳)の平均が84万4479円。市長は318万2922円。 沼津市は一般職員(同40・8歳)の平均が79万4012円。市長は268万3350円。
静岡新聞社