【ボクシング】無敗対決でKO勝ち、村田昴パーフェクトレコードは7戦全勝7KOに
<プロボクシング:WHO'S NEXT DYNAMIC GLOVE on U-NEXT>◇6日◇東京・後楽園ホール プロボクシング日本スーパーバンタム級5位の村田昴(27=帝拳)が、無敗のWBOアジアパシフィック同級15位ブライアン・ジェームス・ワイルド(23=フィリピン)に6回1分49秒、レフェリーストップ勝ちを収めて、パーフェクトレコードを7戦全勝7KOに伸ばした。 同じサウスポーのワイルドのトリッキーな大振りパンチに序盤こそ戸惑いを見せたが、3回以降は右ジャブを軸にした攻撃でペースをつかみ、4回2分すぎに左アッパーで先制のダウンを奪うと、6回にボディーブローから強打をまとめてTKO勝ちした。 初の10回戦で相手も無敗の難敵。「相手は気持ちが強くて打っても打っても倒れなかった。もっときれいなカウンターで倒すつもりだった」と苦笑い。21年に米ラスベガスでKOデビューして3年。タイトルも手が届くところにきているが「打たれたらカッとなって打ちにいくので、そこはもう少し冷静にならないと」と、気を引き締めていた。【首藤正徳】