「日本にお金がない訳ではない」企業経常利益はアベノミクス以降3倍“100兆円” GDPギャップ7年ぶりプラス試算も根強い節約志向…2025年は「個人が恩恵感じられる政策を」
2025年は不安・不満が解消される政策の実行を
堤キャスター: 景気の回復では、国が果たす役割は大きいですよね。 経済アナリスト・馬渕磨理子さん: そうですね。重要なのはパイの取り合いではなく、パイを拡大させる経済成長です。ここではやはり国のアシストが欠かせません。 資本主義は成熟して人口も減少していく日本で、経済成長を描くことは容易なことではありません。ですが、それを考えるのが「政策」であり、それを実行するのが「政治」だと思います。 企業がより稼げるようになれば、国に入る法人税は増えますし、働く人の給与にも還元されます。 堤キャスター: 具体的には、どんな政策の実行が求められるのでしょうか。 経済アナリスト・馬渕磨理子さん: 日本の軸である自動車と半導体については、政府の手厚いサポートが必要だと思います。さらに、ビジネスで目詰まりの原因となる規制の緩和も進めていくべきだと思います。 満員電車の中で何のために我慢して、何のために生きているのか分からないと、一度は思うこともあると思います。 そうした現状への不満や将来への不安を感じる人が一人でも少なくなること。2025年は、そんな政策の立案と実行を期待したいと思います。 堤キャスター: 景気の回復のためにどんな政策を取るべきなのか、私たちの暮らしの中に答えがあるのかもしれません。 (「Live News α」12月26日放送分より)
Live News α
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