アマゾン、公取委が立ち入り検査と報道 ブラックフライデー直前に
通販大手アマゾンの日本法人「アマゾンジャパン」が11月26日、公正取引委員会の立ち入り検査を受けたことがわかった。複数のメディアが報じている。
通販大手アマゾンの日本法人「アマゾンジャパン」が11月26日、公正取引委員会の立ち入り検査を受けたことがわかった。複数のメディアが報じている。 出品者に値下げや自社サービスの利用を強いた疑い 報道によると、同社は出品者向けサービスとして、同じ商品に複数の出品者がいた場合に、特定の出品者の販売分をサイト内の目立つ位置に表示する機能を提供。その上で、同機能を利用する出品者に対して「競争力のある価格」の設定を求めたり、同社の物流代行サービスを利用する出品者を優遇したりすることで、出品者に値下げや物流代行サービスの利用を強いていた疑いがあるという。 11月26日16時30分現在、公正取引委員会とアマゾンジャパンはいずれも、本件に関する公式な発表はしていない。 なお、アマゾンジャパンでは11月27日から12月6日の日程で、ブラックフライデー関連の大型セールを実施予定。同社以外の事業者から出品された商品のなかにも、セール対象となる物が複数あるとみられる。 文● @sumire_kon