9人制バレーで全国大会2連覇
豊橋市拠点の「愛知オールブラックス」
「第43回全日本9人制クラブカップ男子選手権大会」(7月25~28日、山口市)でバレーボールクラブ「愛知オールブラックス」が2連覇した。上村学監督と主将の渡會昂平さんが23日、愛知県豊橋市役所を訪れ、浅井由崇市長に報告した。 クラブは豊橋市を拠点に約20人で活動し、今年で37年目。前回大会で初優勝し、連覇を目指し練習に励んできた。予選グループ戦、決勝トーナメント戦と1セットも落とすことなく勝ち進み、決勝の日体大戦では2対0で勝ち、全国56チームの頂点に輝いた。 浅井市長は「練習の成果を発揮し素晴らしい結果を残した。3連覇、4連覇を目指してほしい」とエールを送った。上村監督は「けが人が出て昨年よりも不安があったが、選手が粘り強く戦った」とたたえた。 渡會さんは「昨年の日本一で周りの期待が大きく、相手のマークも強くなるなかで勝つことができ、ほっとした」と振り返った。市外の特別支援学校の教諭で豊川市から時間をかけて通う。「ずっとここでバレーを続けたい。来年は3連覇を目指したい」と笑った。 【北川壱暉】
東愛知新聞社