高速餅つきで話題の「中谷堂」!見られる時間や美味しさの秘密を紹介<奈良・2024>
中谷堂の餅つきは、社長の故郷である吉野郡上北山村(かみきたやまむら)に古くから伝わる餅つきの方法で、蒸したてアツアツの餅米を、ものすごい速さでつくのが特徴。奥に位置する上北山村の冬はとても寒いので、冷めて固くなってしまわないようにするための知恵ではないかと考えられています。
温度が高いうちにしっかり餅をつくことで、でんぷんの成分が絡み、柔らかさとコシを備えたよく伸びる餅に仕上がるのだそうです。「高速餅つき」は、美味しい餅を作るために欠かせない伝統の技だったんですね!
●「高速餅つき」が見られる時間は? 中谷堂では毎日5~6回、行楽シーズンの休日など、多い日には1日30回も餅つきが行われます。つきたてを提供するために売れ行きを見ながら餅をつくため、時間は決まっていません。 店頭には次回のおおよその餅つき時間が貼り出されているのでチェックしましょう。当日の売れ行きによるので問い合わせしても分からないため、ぜひ店頭で確認を! 店頭で時間を確認して余裕がある場合は周辺を観光して戻ってくると丁度いいと思います。五重塔で有名な興福寺も近いですし、古民家の風情漂う飲食店や土産店も多い「ならまち」エリアもすぐの場所なので、お店の前に長く留まらず散策しましょう。
●「高速餅つき」を見る際、よもぎ餅を買う際の注意点 「中谷堂」は人通りの多い場所にあり、店の前は観光客や地元の人がたくさん行き交います。通行人や車の邪魔にならないよう注意。餅つきは店に向かって左側の店内作業場で行われますが、よもぎ餅を購入する場合は右側の列に並びましょう。 行列を見てお餅が売り切れて買えないのでは?と心配になりますが、餅つきは1回だけという訳ではなく、お客さんにいきわたるよう行列や売れ行きを見て2回、3回と行われるので大丈夫です。 取材当日も店の人が手際よく販売しているため、思ったより長い時間並ばず購入することができました。