高速餅つきで話題の「中谷堂」!見られる時間や美味しさの秘密を紹介<奈良・2024>
数々のメディアで取り上げられている、奈良県の和菓子屋「中谷堂」。店頭で見られる「高速餅つき」と、柔らかくてよく伸びるよもぎ餅の美味しさから行列が絶えません。今回は現地で取材を行い、なぜ高速で餅をつくのか、餅つきが行われる時間、美味しさの秘密まで調査しました。一度食べに行きたい!と思っている人は、ぜひ参考にしてみてください。
奈良の和菓子屋「中谷堂」とは?
●美味しい「よもぎ餅」と「高速餅つき」が話題! 観光客で賑わう奈良の中心地、三条通りに面した場所にある、創業30年を迎える和菓子屋「中谷堂」。高速で餅をつく様子がメディアで紹介され、国内のみならず海外でも話題です。 つきたての美味しいよもぎ餅を目当てに訪れる人や、元気な餅つきのかけ声に引き寄せられる人、日本の餅文化にふれようと足を運ぶ海外の旅行客などで、店の前はいつも行列ができています。
素材にとことんこだわり、佐賀県産ひよくもち米、北海道十勝産の上質な小豆、国産きな粉、愛媛県宇和島産よもぎの新芽を使用。社長の出身地である奈良県上北山村の伝統的な餅つきの製法で作られ、驚くほど柔らかく伸びる餅となっています。
●「中谷堂」へのアクセス・駐車場 近鉄奈良駅東口を出て行基像(噴水)の前を通り「東向商店街(ひがしむきしょうてんがい)」へ。3分ほど歩いてアーケードの出口を出ると、すぐ左前に「中谷堂」があります。大きく「餅」と書かれたのれんが目印です。
奈良公園のすぐ近くで、観光ついでに立ち寄りやすい立地です。店に駐車場はありませんが、周囲には有料駐車場もたくさんあるので、車の人はそちらを利用しましょう。
「高速餅つき」が国内外で話題!
●「高速餅つき」はパフォーマンスではなく、上北山村の伝統的なつき方だった 仕上げの段階では1秒に2回もつくという「高速餅つき」。その迫力にギャラリーからは歓声もあがっていますが、決してパフォーマンスではないと「中谷堂」の創業者、中谷社長は言います。店頭で毎日餅をつく社長にとって、「高速餅つき」は子どもの頃から慣れ親しんだ普通の餅つきなのだとか。