記者会見に登壇した（左から）フェニックスCC総支配人の田村三千雄氏、フェニックス・シーガイア・リゾート取締役副社長の片桐孝一市、青木功、トーナメントディレクターの脇田俊一氏、宮崎市観光協会常務理事の長田将明氏＝宮崎市内

男子ゴルフで今年で51回を迎える「ダンロップ・フェニックス」（11月14日開幕、宮崎・フェニックスCC）の開催概要記者会見が28日、宮崎市内のフェニックス・シーガイア・リゾートで行われ、日本ツアー通算51勝の青木功（82）が名誉トーナメントアドバイザーに就任したことを発表した。 1983年の「ハワイアン・オープン」では日本男子初の米ツアー制覇を挙げており、今年3月に日本ゴルフツアー機構の会長を退任していた。大会には第1回（1974年）から出場。今後は世界基準の大会となるためのアドバイスや海外フェデレーションとのコネクションサポート、さらには大会公式催事への参加などで大会を支える予定。会見に出席した青木は、「世界的に選手がパフォーマンスできる環境がこのフェニックスにあるということを強調していけるようなコース状態にしたい。いろいろお手伝いしていければ」と意気込んだ。 また国内勢のエントリーに先駆けて海外からの招聘選手3人を発表。米ツアー2勝でインド出身の両親を持つレフティーのアクシャイ・バティア（22）＝米国、今年米ツアー初優勝を挙げたテイラー・ペンドリス（33）＝カナダ、米下部ツアーでポイントランク2位だったマックス・マクグリーピー（29）＝米国＝が出場することになった。