【柏崎刈羽原発】目標20万人 県民投票求め署名呼びかけ、28日まで活動【新潟】
柏崎刈羽原発の再稼働の是非を県民投票で決めようと、市民団体が署名活動を行っています。残り2週間ほどとなった署名集めの現場を取材しました。 【動画】【柏崎刈羽原発】目標20万人 県民投票求め署名呼びかけ、28日まで活動【新潟】 ■男性スタッフ 「花角知事は再稼働の是非を県民に問うと約束しました。原発の再稼働に賛成の方も反対の方も、県民投票で意思表示をしましょう。」 長岡市の街頭で行われた「県民投票で決める会」の署名活動。長岡での目標は2万人です。 ■県民投票で決める会・長岡 小林茂共同代表 「かなりの数が集まってきていると思う。(再稼働に)反対か賛成かという書名では無く、県民の意思をみんなで決めようという条例を作ってほしいという署名活動なので、署名しやすいようです。」 10月末から県内で始まった署名集め。県民投票を実施するための条例案の提出に必要な〝全県で3万6000人分の署名〟は、スタートから1カ月ほどで集まりました。 しかし、「決める会」が掲げる目標は5倍近い〝20万人〟。 背景には、6万8000人分の署名を集めながら県議会で県民投票条例案を否決された2013年の教訓がありました。 ■県民投票で決める会・世話人 水内基成さん 「(条例案提出に)最低限必要な数はもっと低いが、これだけ多くの県民が関心を持っているということを県議会・県知事に示すことが大事。数の力で現れるというのは大事だと思っている。」 長岡では、街宣車も導入。店舗や団体をまわって協力を求めています。 ■商店主 「こんなのさ、(住民投票)するのが普通なんだ。勝手に決めてもらったら困るんだ。賛成の人も反対の人もいっぱいいるだろうし。」 市内の教会でも- ■牧師 「それぞれ主張はあると思うんですが、最終的には(県民が)どう感じているのかというところで結論が出ると、一番いいのではないかと思っています。」 県内の多くの自治体での署名活動は、12月28日まで。関係者は、若い世代への訴えかけを強めたいとしています。 ■県民投票で決める会・長岡 小林茂共同代表 「活動している人たちの年齢も少し高いようですので、学生や若い人に街宣を通じて知ってほしいと思う。」