「人気ない頃はダミーのマイク」元AKB48福留光帆、アイドル時代の切ないエピソード
音痴を赤裸々告白
元AKB48の福留光帆が19日、都内で行われた『Back to Black エイミーのすべて』(11月22日公開)の公開記念トークイベントにゲストとして出席した。AKB48に在籍していた時期の活動などを振り返った。 【写真】「恥ずかしい…」 ド派手ミニスカ衣装で登場した福留光帆の全身ショット 今作にちなんで、AKB48時代のコンサートについてたずねられると「なにぶん人気がなかったので、機材の横で踊った記憶しかございません」とキッパリ。「しかも私、加入してほどんどコロナ禍での活動だった。あまりステージに立ったこともない。もちろん出させていただいたこともあるんですけど、やっぱり人気のあるメンバーが中心の構成のコンサートなので、センターから一番遠い位置にいた私は、ぜんぜんですね……」と切ない思い出を述懐した。 切ないエピソードはとまらず、「最近ですよ。電源が入っているマイクを持てるようになったのは」と感慨深げ。「人気ない頃はダミーのマイクなんで、喋っても声が入らない」と明かし、「だから私が(今作の主人公である)エイミーばりの美声を持っていたとして、誰にも届かない。まわりのメンバーが『うるせえな』と思うくらい」と笑った。 さらに「本当に音痴なんですよ。家で『歌うな』って。実家で歌うこと禁止されていて」とあけすけに告白。「私が受かったAKBのオーディションは、たまたま歌唱審査がなかったんですよ」と言い切り、受かった理由について「かわいかったからじゃない?(笑)」と冗談めかして推察。 福留は「なんで受かったんですかね~?」と悩み、イベント司会から秋元康らに理由を聞かなかったのかと質問されて「聞かなかったです。だって『消去法』とか言われたら悲しくないですか?」と反論し、会場の笑いを誘った。 同作は、グラミー賞で5部門を受賞するも27歳の若さで早逝した歌姫エイミー・ワインハウスの半生を描く。エイミーを演じるのは、現在27歳で映画『バービー』(2023年)で王女バービーを演じた注目株のマリサ・アベラ。 そんなエイミーにちなんで今回、YouTubeバラエティー番組『佐久間宣行のNOBROCK TV』への出演をきっかけに1万人以下だったYouTubeチャンネルの登録者数がいっきに30万人を超え、地上波のバラエティー番組にも出演が続くなど短期間でブレイクを果たした福留が登場。ド派手なメイクと衣装でエイミーに扮(ふん)した。
ENCOUNT編集部