朝からネガティブでいるか、ポジティブでいるか?で人生は変わる!気分なんて心の持ちかた次第だ
自分の気分をコントロールする
周囲の誰かに対し、「きょうは朝から気分が悪い」などと口にしたことはないでしょうか? たしかに、誰でも気分が悪いことはあるものです。だから人に伝えたくもなるのでしょうが、自分の気分は自分次第でなんとかすることができるものでもあります。 少し考えてみましょう。 人生の大半は予測不可能であり、自分の力ではどうしようもありません。たとえば天気や景気がそうです。けれども、私たちはみな自分の気分をコントロールすることができます。気分とは自分の心の持ち方の反映です。(60ページより) でも、どうやって自分の気分をコントロールすればいいのでしょうか? それは、減量や昇進などの目標を達成する方法と変わらないのだと著者はいいます。なぜなら、規律に従い、目標に向かって努力すればいいだけだから。しかもそれは、ポジティブな姿勢を身につけるための訓練にもなるはず。 たとえば職場の誰かから「調子はどう?」と聞かれたとき、「すごくいいよ」と答えてみる。 そんな些細な振る舞いを重ねることが、ポジティブな姿勢へとつながっていくわけです。もちろん、いつも最高の気分でいることはできませんが、ネガティブな答え方をして、わざわざ相手を巻き添えにする必要はないのです。 私たちは朝起きた時に自分の気分を選ぶことができます。それはごく単純なことです。爽やかな気分で目覚めて、それを持続させればいいのです。その反対に朝から不機嫌でいることもできますが、そんなことでは誰からも相手にされません。(61ページより) ただしそれは、現実を無視して毎日を能天気に過ごすべきだという意味ではありません。大切なのは、自分の置かれた状況を直視し、そのなかからポジティブな要素を見つけ出すこと。そうすれば、人生の質が大きく向上していくわけです。 意欲的な人は毎日を新しい機会ととらえ、元気いっぱいでベッドから起きて1日のスタートを切ります。彼らは目標を達成するために寸暇を惜しんで一生懸命に働きます。(61ページより) いうまでもなく、心がけ次第で誰でもそういう人になれるということです。(60ページより) 著者がここで紹介しているのは「仕事と人生で業績をあげるための規律を確立し、自分と相手の自尊心を高め、逆境を乗り越える方法」。 新しい年のスタートに際し、本書を参考にしながら行動を起こしてみれば、目標を達成することができるようになるかもしれません。 >>Kindle unlimited、99円で3カ月読み放題キャンペーン中! 「毎日書評」をもっと読む>> 「毎日書評」をVoicyで聞く>> Source: ディスカヴァー・トゥエンティワン
印南敦史