なんばグランド花月3か月休館 代わりに西梅田の新劇場で公演
吉本興業は12日、大阪市中央区の「なんばグランド花月(NGK)」を改修工事のため3か月にわたり休館すると発表した。工事は9月下旬からで、その間は大阪市北区の「西梅田スクエア」(旧大阪中央郵便局跡地)に「よしもと西梅田劇場」を9月25日にオープンすることも発表した。同社は「万全の状態でお客様をお迎えすべく3カ月の休館期間を設けることとなりました」としている。
同社によると、NGKは1987年11月1日に、老朽化していた当時の「なんば花月」に代わる劇場としてオープン。座席数は約900席あり、漫才や落語、吉本新喜劇などが上演されている。改修工事の期間は9月25日から12月20日までの予定となっており、その間、よしもと西梅田劇場で公演を行う。 西梅田劇場では「限定! おでかけ なんばグランド花月」を毎日上演する予定で「若手からベテランまで多彩な芸人による笑い満載の公演をお送りする」としている。12月21日以降も様々なお笑い公演を上演していくそうで「ここを梅田のお笑い拠点としてまいります」と意気込みもみせている。 今回の工事に同社は「なんばグランド花月はオープン以来30年にわたり、たくさんのお客様にご来場いただきました。今回、初めてとなる大規模改修を行い、万全の状態でお客様をお迎えすべく3カ月の休館期間を設けることとなりました。リニューアルオープンの際には、なお一層おもしろく、楽しく、快適な「なんばグランド花月」に生まれ変わります。また多くの皆さまにご来場いただけることを願っております」というコメントを発表している。