横領の疑いで刑事告訴 自民滋賀県連の前事務局長不起訴 県連が検察審査会に不服申し立てへ
自民党滋賀県連は、約5000万円を横領したとして刑事告訴した前事務局長が不起訴処分となったことを受け、検察審査会に不服を申し立てることを明らかにしました。 自民党滋賀県連は前事務局長の男性が滋賀県連の口座などから総額5140万円を引き出して、私的に流用したとして2022年に業務上横領の疑いで刑事告訴しました。 大津地検は3月、嫌疑不十分などの理由で男性を不起訴としています。 これを受けて県連は1日、会見を開き不起訴処分を不服として検察審査会に申し立てる意向を明らかにしました。 県連によりますと今後、検察審査会への申し立てと並行し、民事裁判で男性からの返還を求めていくということです。 また、こうした事案が県連内で生じたことの責任について問われた大岡敏孝・県連会長は「当時の役員の責任は免れない」としたうえで役員による弁済を検討していく意向を示しました。
ABCテレビ