日本の美しい結婚式を叶える!有名神社での挙式&披露宴【後編】
厳かな神社で式を挙げた後はエレガントなパーティをしたい人におすすめ! 著名な神社の中でも、披露宴施設が充実している会場を厳選してご紹介します。一生の思い出に残る、麗しの結婚式を叶えてくれるはず。前編とあわせてチェックして。
【猿田彦神社】万事をよい方へ導く“みちひらきの大神”
ご祭神の猿田彦大神は、古事記や日本書紀にも天孫降臨に携わった記述があり、“ものごとの最初にご出現になり、万事最もよい方へお導きになる”と伝えられています。このためふたりが新たなスタートを切り、両家の結びつきを祝う結婚式にふさわしい神社として、全国から訪れる花嫁が後を絶ちません。
神職と巫女に導かれてゆっくりと本殿へ
一同が静々と鳥居をくぐり、本殿に向かう参進はとても絵になるシーン。神域に一歩足を踏み入れると厳かな空気に包まれ、これから始まる神聖な誓いの儀式を思い、身が引き締まります。「猿田彦神社」の本殿は広く、86名までなら親族以外の列席も可能です。
披露宴はゲストの人数に合わせて選択が可能
敷地内には2つの披露宴会場が。写真の「ななくさ」は34名まで着席可能な小会場で、格式を感じさせる格子天井に重厚感のある石壁などこだわりのインテリア。和装もドレスも映えるモダンなしつらえが特徴です。この他86名までの披露宴ができる「いすす」があります。
厳かな空気に包まれた本殿前で記念の一枚を
伊勢神宮のお膝元にある「猿田彦神社」。境内は豊かな緑に抱かれるように歴史を感じさせる社殿が点在し、どこを切り取っても絵になります。何年経って見返しても変わらない、清浄で美しい風景をぜひ写真に残してください。 ■問い合わせ先/猿田彦神社 tel.0596-22-2554
【上賀茂神社】2600年以上の歴史を刻む由緒正しき神社
神代の昔、本殿の背後に位置する御神体の神山(こうやま)に賀茂別雷大神が降臨したという神話が起源とされる上賀茂神社。天武天皇6年(677年)に造営された社殿のみならず、境内全域がユネスコ世界文化遺産に指定されています。写真は本殿の手前に建つ楼門。美しい外観が目を引きます。
平安時代そのものの空間で厳かな式を
社殿は総檜造で、平安時代から変わらない佇まいを今に伝えています。神域の清浄な空気に雅楽の調べが流れる中、古式ゆかしい儀式を行います。「上賀茂神社」では「宵の結」といって夕刻からの挙式も可能。松明の灯りに導かれる参進から、幻想的な雰囲気の挙式が始まります。