夏の開花が待ちどおしい【ガーデニング】いまが種まき適期の一年草6選!GWにトライ
ゴールデンウィークは、夏に咲く花の種まきにピッタリなシーズン。「種から育てるのは難しそう」と避けられがちですが、種からでもキレイな花を咲かせてくれる植物は意外と多いものです。 【写真7枚】種まきのコツをつかんで、GWは「夏の開花が待ち遠しくなる一年草」にトライ! 何より、苗から育てるよりもコスパがいいのが嬉しいポイント。そこで今回は、ゴールデンウィークに種まきができる夏の花のなかから、ガーデニング初心者でも育てやすい一年草を参考価格とともに紹介します。 ぜひ庭や花壇、鉢やプランターで育ててみてください! ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
発芽率を上げるコツとは?
せっかく種をまいても、さまざまなことが原因で発芽に至らないことがあります。 ・水やりの際に種が流されてしまった ・長雨で種が腐ってしまった ・鳥に食べられた ・気温が下がって発芽適温にならなかった など 発芽率を上げるには、セルトレイ(育苗ポット)などに種をまき、気温(室温)が暖かい場所で発芽させてから移植する方法がオススメ。 セルトレイはホームセンターや100均などで購入できますので、花の種を購入する際には一緒にチェックしてみてください。 種まきのコツをつかんだところで、次でいっきに紹介します! 「GWに種まきしたい夏の開花が待ちきれなくなる一年草」をどうぞ!
【ガーデニング】GWに種まきしたい!夏の開花が待ちきれなくなる一年草6選
●ヒマワリ ・学名:Helianthus annuus ・科名・属名:キク科ヒマワリ属 ・開花時期:7~8月ごろ 夏を彩る花といえば、やっぱりヒマワリ。黄色の花を咲かせる花が有名ですが、赤やクリーム色の花が咲く品種、また豪華な八重咲き種、1本の茎に複数の花が咲くスプレー咲きなど多彩な品種が揃っています。 日当たりと風通しが良い場所を選び、背が高くなる品種は雨風で倒れないよう支柱を添えて育ててあげましょう。 ※参考価格:1袋100~500円前後 ●センニチコウ ・学名:Gomphrena ・科名・属名:ヒユ科センニチコウ属 ・開花時期:7~11月ごろ センニチコウは、ポンポンとした愛らしい花(苞)が長期間楽しめる植物。赤やピンク、白やグラデーションなど多くの花色があり、混色させるのもステキです。 種をまくときは最初に土を湿らせ、種を置いてから薄く土をかけるのがポイント。発芽までは土が乾かないように水を与え、発芽後はやや乾かし気味に育てましょう。 日当たりが良い場所で管理すると、翌年以降はこぼれ種の発芽も期待できますよ。 ※参考価格:1袋100~300円前後 ●ケイトウ ・学名:Celosia argentea ・科名・属名:ヒユ科ケイトウ属 ・開花時期:7~11月ごろ 夏の暑さに強く、真夏の炎天下でも色鮮やかな花を咲かせてくれるケイトウ。 ふさふさとした花穂をつける羽毛ケイトウ(プルモーサ)や、炎のような形をした花が咲くノゲイトウ、また球状のボリューム感がある花が咲く久留米ケイトウなど、多彩な品種が展開されています。 いずれも花の姿が独特なので、庭の主役として植えるのにピッタリ。日当たりと水はけがよい場所に植え付けましょう。 ※参考価格:1袋200~500円前後 ●キバナコスモス ・学名:Cosmos sulphureus ・科名/属名:キク科/コスモス属 ・開花時期:5~10月 キバナコスモスは、名前の通りコスモスに良く似た黄色やオレンジの花を咲かせる一年草。 春に種まきをすれば夏に、夏に種をまけば秋に開花するので、種をまく時期をずらせばキバナコスモスが長期間咲き続ける庭をつくることもできます。 ワイルドな花姿を楽しみたいときは草丈が高い高性種を、コンパクトに楽しみたいときは矮性種を選ぶのがオススメ。洋風の庭はもちろん、和風の庭とも相性バッチリですよ。 ※参考価格:1袋200~400円前後 ●ジニア(百日草) ・学名:Zinnia ・科名/属名:キク科/ヒャクニチソウ属 ・開花時期:5~11月ごろ ジニアは春から秋まで長期間楽しめる花。観賞期間が長いことから「百日草」とも呼ばれていますが、実際は100日以上の開花が期待できます。 パステルカラーからアンティークカラーまで幅広い色合いがあり、花の姿も一重・八重・絞りなど多彩。午前中だけ日が当たる半日陰~日当たりが良い場所で管理しましょう。 環境が合えば、翌年以降はこぼれ種からの開花も期待できますよ。 ※参考価格:1袋200~300円前後 ●マリーゴールド ・学名:Tagetes ・科名/属名:キク科/マンジュギク属 ・開花時期:6~10月 麦わら帽子のような形をした愛らしい姿が魅力のマリーゴールド。ビタミンカラーの色鮮やかな花を咲かせ、夏の庭を元気に彩ってくれます。 種からでも育てやすい植物ですが、種が小さく水やりで流れることがあるので要注意。根を張るまでは霧吹きなどで優しく水を与えるのがポイントです。湿気を嫌うので、株同士が密着しないよう風通しを確保してあげましょう。 ※参考価格:1袋200~500円前後
まとめにかえて
種から植物を育てるのはちょっとハードルが高いなぁ…、と感じる人もいるでしょう。でも、発芽して育っていく様子を観察するのはとっても楽しいですよ! 大事に育てたからこそ、花が咲いたときの喜びもひとしお。苗から育てるよりもコスパが良いのも、大きな魅力といえるでしょう。 ぜひ今年のGWは花の種まきに挑戦し、夏にたくさんの花を咲かせてくださいね。
LIMO編集部