「給料」「キャリアイメージの不透明さ」がシニア社員のストレスの原因に アンケート調査で判明した働く50代・60代の本音
仕事で幸福感を感じているシニア社員はやりがいを見出している
今回のアンケートでは、シニア世代当事者は、社会や企業からより活躍していくこと・長い間業務に携わっていくことが求められる中で、自分自身がこの先をどのように働くのかという軸が持てなかったり先行きの見えなさに苦しむ姿が浮き彫りとなった。 働き方に悩む50代、60代がいる反面、働く中で幸福感を感じているシニア世代は「仕事に意味・意義を感じられる」「強み・経験を活かし働けている」と答えている。 シニア世代が活き活きと幸福感を持って働くためには、自身にとっての仕事の意味づけや、どのように働き続けていきたいかの軸づくり、自身の強みや経験を言語化し、仕事に活かしていくために企業側の支援が不可欠だといえる。 高齢者も得意なことや経験を活かした仕事を長く続けられれば、認知症の予防や健康にも好影響を及ぼす。定年後も継続して雇用される可能性が高い今の時代だからこそ、年をとってから働きたいと思える仕事を探すなどライフプランを見直すのも一つの手だろう。 【データ】 リ・カレント https://www.re-current.co.jp ※リ・カレントの発表したプレスリリース(2024年9月25日)を元に記事を作成。 図表/リ・カレント提供 構成・文/松藤浩一