センバツ広陵・呉 選手紹介/14 広陵・峯本幸季捕手/呉・曽根陸内野手 /広島
<第91回選抜高校野球> ◇大声で選手に元気を 広陵・峯本幸季(みねもと・こうき)捕手(2年) 試合でも練習でも人一倍声を出す。「きつい練習やチームの士気が下がり気味のときには意識的に大きな声を出すよう心掛けている」。公式戦の出場はまだないが、「持ち前の声で選手たちを元気づけ、チームをけん引していきたい」と力を込める。 練習でブルペンに入る時も投手へのサポートを第一に考える。フォームの乱れや、悪い癖が出た際は、すぐに本人に伝えアドバイスを送る。 父の仕事の関係で2歳まで米国で育った。得意科目は英語で、父に教えてもらうこともある。「家族に感謝して、甲子園で活躍したい」。呉市立和庄中学出身。 ◇「公式戦で打点」自信に 呉・曽根陸(そね・りく)内野手(2年) 昨秋の県地区リーグ戦1試合に出場し、2打数1安打で1打点を挙げた。「公式戦唯一のヒットだけど、左前にうまく運べた」と振り返る。 野球を始めたのは中学に入ってから。投手と外野手を経験し、高校では内野手を務める。「肩は強い方」で、遠投は88メートル。大阪に遠征し、強豪チームと試合をした時、「体の大きさが違う」と驚いた。食は細い方だったが、高校入学時53キロだった体重は59キロに。あと3キロ増やすのが目標で、鶏の空揚げなら1回10個以上食べる。 将来は体育教諭になり、野球を指導するのが夢。呉市立吉浦中学出身。