【NTT西日本】新たに情報更新 停電続く能登半島で非常用電源が枯渇して「4日17時で、5日で」通信不可能となる想定エリアが発表
NTT西日本は、地震による停電が続く石川県の一部エリアで、この先、電話やインターネットが使えなくなる可能性があるエリアを発表していましたが、4日午前10時に情報を更新、通信不可能エリアが広がりました。 【画像を見る】4日夕、5日未明で通信不可能となる想定エリアを拡大地図で詳しく NTT西によりますと、停電が発生したエリアには現在、蓄電池や発電機、移動電源車などをNTT西が用意して、電話やインターネットの使用を継続させています。 しかし、この先も電源自体が復旧せず、非常用電力が枯渇すれば、電話やインターネットが使えなくなるということです。 すでに輪島市と珠洲市の一部(紫色のエリア)では通信サービスが利用できていません。前回の発表よりエリアが拡大しました。 また4日午後5時までに利用できなくなる可能性があるのが、輪島市の日本海側の一部(赤色のエリア)です。 また5日午前1時までに利用できなくなる可能性があるのが、輪島市、穴水町、能登町の一部(オレンジのエリア)です。 ただし、時間は目安であり、非常用電源の使用可能時間は延びることも短くなることもあり得ます。またNTT西日本によりますと、新たな移動電源車の配置や、商用電源そのものの復旧により、回復する可能性もあるということです。 いっぽう4日午前6時時点で、輪島市、珠洲市で固定電話3020回線が使用不可能となっていることも新たに発表されています。