ここはユッケ天国? 肉好きならきっと夢中になる、塩ダレオンリーの焼肉店
ちなみに、ユッケにはサッパリした中にもうまみの強いカメノコのような内もも肉を主に使っているそうで、細い短冊状にカットしたそれは肉感も上々。肉を食べているという実感を味わえるはずだ。
ユッケをはじめ赤身やロースなど、肉は太田牧場の太田牛をメインに使用。ストレスフリーな環境の中健康的に育った太田牛は、赤身と脂質のバランスがよく、味わいの深さが特徴だ。中でも、おすすめは「エンピツ焼き」1,408円。
“エンピツ“とは、リブロースの芯に近い部分で、その細長い形が鉛筆の先に似ているところからその名があるとか。きめ細かな肉質で、口当たりは柔らか。赤身と脂肪のバランスもよく、肉のうまみがありつつも、脂の香りが甘みを感じさせる希少部位。一頭から僅かしかとれないため、売り切れ御免の限定メニューだ。
味付けは、ロースと同じ6種の塩をブレンドした塩ダレ。肉に揉み込んだパンチを利かせた塩だれは、やや濃いめながら、肉のうまみや脂と絡むおいしさは最高!
つい欲しくなるご飯は「大」385円、「中」330円、「小」275円とあり、小でも、少食の人ならまぁまぁのボリューム。ご飯をいっぱい食べてほしいという店主の思いが伝わってくるようだ。
また、やや薄めにスライスした「ロース」2,728円は、好みもあろうが、焼きしゃぶの要領でさっと軽めに焼いてもおいしくいただける。
その他、上タンやハラミ、上レバーにガツ、マルチョウとホルモン類も充実。また「モツ煮」780円や、湯引きして魚介系のタレで和えた「うるて」880円、「とろとろ卵スープ」680円など焼肉以外の一品料理も一律塩味。
「飯ではなく酒だよね」という“飲みたい派”にはアルコール類も全方位的に用意。中でもビールが充実していて「【限定】ギッチギチに冷えた-5℃の瓶ビール」825円をはじめ、4種類のクラフト生ビールがラインアップされている。そして、飲んだ後には「【限定】牛すじカレー」1,078円をぜひ。牛すじを2時間余り煮込んで作る隠れた人気メニューだ。