那須川天心「最近、編み物にハマってまして」 編み物仕事も心待ち
日本財団が推進する『HEROs AWARD 2024』の表彰式が16日、都内で開催。格闘家の那須川天心(26)が「災害支援・児童養護施設支援等幅広く活動」したことで受賞した。 【動画】那須川天心、授賞式で困難な奉仕活動者を募集「僕に勝てば参加できますのでお気軽に!」 プロジェクトの内容は「『自分らしく、オリジナリティーのある人生を多くの方が歩める社会』を実現するために、自身の生き方、マインドを伝えていくことを目的にさまざまな社会貢献活動を行う。『挑戦する心』『自分らしい生き方を見つける大切さ』を自身の行動をもって示していくことにこだわっており、特定の社会課題にとらわれず幅広い切り口で企画・実行している。リアルなコミュニケーションが生まれる活動を中心に、人と人とのつながりを通して『ポジティブな影響を与え合う人の輪』を広げることを目指す」というものだった。 表彰式前に取材に応じた天心は、受賞について「こんなお固い感じで僕が行くのはギャップがあって…。緊張…、はしていないんですけど、呼ばれたことは光栄なので」としつつ「ちゃんとできるかは不安です」と話して笑わせた。 社会貢献をやろうと思ったきっかけも。「『THE MATCH 2022』をやった時に会場に約6万人、PPVで50万人といろいろな人が見てくれた。全員に名前は浸透したかなと思った。それまでは自分の存在、那須川天心を知ってもらうフェーズだった。そこからは知ってもらった上で、プラス『こういうことをやっているんだ』と、より深い関わりをしたいと思った。ボクシングの転向のタイミングもあり、そういうことをやるようにシフトチェンジしました」と振り返った。「伝えたいのは、みんな、SNSの発展で自分を出せない人が多い。それを根本的に直したい、改善したい。根本的にトラウマを抜いていくのが大事かなと思います」と伝えた。 次に挑戦したいこともトーク。「最近、編み物にハマってまして。かぎ針で自分の帽子を作った。そういう感じです」と、こちらでもギャップを披露。「いつでもオファー待ってます」と編み物仕事にも意欲を見せていた。 『HEROs AWARD』は、社会のため、地域のため、子どもたちの未来のため、競技場の外でもスポーツマンシップを発揮している多くのアスリートたちを称え、支えていくためのアワード。今年は、那須川天心、筒香嘉智、福士加代子、ラグビーフットボール選手会、オートボック・ジャパンが受賞した。