J1全20クラブ補強評価ランキング14位。14人を加えてJ1挑戦! 果たして生き残れるのか…
明治安田Jリーグは2月23日に開幕を迎える。これまでより2チーム多い20チームで争われる今季は、例年よりも熾烈な戦いが繰り広げられるだろう。そんなシーズンを前に、J1全20クラブの補強を精査し、昨季との比較からパワーアップしたクラブをランキング形式で紹介する。※情報は1月29日時点
14位:東京ヴェルディ 16年ぶりのJ1復帰となった東京ヴェルディは、14人を加えてJ1の舞台に挑戦する。期限付き移籍で加入していた中原輝はチームを去ったが、シーズンを通して活躍した主力は軒並み残留。J2で活躍した若手を数多く引き連れてJ1の舞台に挑む。 ともに京都サンガF.C.から期限付き移籍で加入した木村勇大と山田楓喜は、ゴールへの推進力と前線に高さをもたらす存在で、プレータイムを確保できれば一気に飛躍するだけの潜在能力を秘める。ガンバ大阪から期限付き移籍した山見大登も同様。ジェフユナイテッド千葉から完全移籍した見木知哉もJ1での実績こそ少ないが、中盤のどこでもプレーできる能力を持ち、城福浩監督の起用法次第で大きく化けるかもしれない。 昨年のFIFA U-17ワールドカップに出場した山本丈偉は17歳ながらトップチーム昇格を果たし、AFCアジアカップカタール2023に日本代表のサポートメンバーとして参加したGK中村圭佑らを含めて将来性のある選手が数多く控える。J1に昇格してもぶれずに育成路線を突き進む。 J1全20クラブと比較してみると、ヴェルディの補強は小粒感が否めない。ただ、近年で言えば渡辺皓太のように、将来的にJ1で輝くポテンシャルを持つ選手は多い。補強ではなく彼らの成長こそが、J1に残留できるかどうかを決めることになるかもしれない。
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