好調ディミトロフ 芝シーズン初戦は完勝スタート<男子テニス>
シンチ・チャンピオンシップス
男子テニスのシンチ・チャンピオンシップス(イギリス/ロンドン、芝、ATP500)は17日、シングルス1回戦が行われ、第3シードのG・ディミトロフ(ブルガリア)が世界ランク21位のA・マナリノ(フランス)を6-1, 6-2のストレートで破り、初戦突破を果たした。 【ダニエル 太郎、アルカラスらシンチ・チャンピオンシップス組合せ】 2014年の同大会王者である元世界ランク3位のディミトロフ。今季はマッチ28勝9敗と好成績を残しており、世界ランクもトップ10復帰を果たしている。 1回戦、ディミトロフは12本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに86パーセントの高い確率でポイントを獲得。マナリノに1度もブレークポイントを与えないプレーを見せると、リターンゲームでは9度のブレークチャンスを創出し4度ブレークに成功して、1時間2分で完勝をおさめた。 男子プロテニス協会のATP公式サイトにはディミトロフのコメントが掲載されている。 「試合の入り方にはとても満足しているよ。ハードルを高く設定して、ずっと安定したプレーをしたかった。サーブとリターンは、このサーフェスでは基本中の基本だからね。試合が進むにつれて、より堅実で、より安全だと感じられるようになったから、とてもうれしいよ」 2回戦では世界ランク22位のK・ハチャノフと同23位のS・コルダ(アメリカ)のどちらかと対戦する。 同日には世界ランク43位のJ・トンプソン(オーストラリア)らが初戦を突破している。