AmBitious井上一太が偏愛する?クレープの具材は…【ロングインタビュー中編】
AmBitiousの井上一太(18)が得意のダンスでグループを引っ張っている。振り付けも担当しており「ユーモア感や、面白みを加えることはこだわっています」と笑顔がはじける。11月からは、MBSラジオ「関西ジュニアのMBSヤングタウンNEXT」(金曜・後9時)のメインパーソナリティーとしても活躍中。「このチャンスを逃すわけにはいかないっていうプレッシャーが…」と苦笑いするが、高校3年生の等身大の姿で奮闘中だ。 ―高校3年生。進路は決まった? 「ダンスやエンターテインメントを学べる専門学校に行きます。受験も終わりました。合格通知をもらった後に『相談したいこともあるので、1回来ていただきたいです』と言ってもらえたので、学校に行って、学校関係者の方6人ぐらいとお話しさせていただきました。楽しみですね」 ―専門学校には何年通う予定か。 「今は3年のコースにしています。4年にするか迷っているところです。2~4年で選べるので。ダンスの専門学校なんですけど、音楽とかもあって、楽器も触れるし、作詞も作曲もできる。演技もあったり。芸能系の学校なので、この仕事を続けるにはバッチリの環境ですね」 ―高校生活の思い出は。 「いっぱいあるんですけど。青春めっちゃ好きなんですよ。アホなことばっかりしていて、最近の一番のアホエピソードは、ハロウィーンの時にいつもより1時間早く起きて学校に行って、顔に緑色のドーランを塗っていました。制服で、顔だけメイク落としですぐ落とせるようにして。学校のみんなで約束してたんですよ。男子でこの時間に集合なーって行ったら誰もいなくて、ノリノリやったんが僕だけ。みんなOKって言ったのに、行ったらやっぱり僕だけでした。でもみんな笑ってくれました。先生には『別室行きやぞ』って言われたけど、笑いながら『みんなを楽しませたかったんやな』って。いい先生で良かった(笑)」 ―学校生活を満喫している。 「そろそろ卒業アルバムの写真とか撮るんです。黒板に先生が板書していて、『次の時間も使うから残しといて』って言って、昼休みに入ったんですよ。その昼休みの間にどれだけ消してバレへんか、みたいなゲームもしました。友達は『意味付け』を『味付け』に書き換えたり。でも、バレなかったです。5人ぐらいでじゃんけんして勝った順から消していって、前の人より多く消そうみたいなゲーム。次の時間始まって、みんなで笑いをこらえていたんです。そうしたら、たまたま先生がそこを飛ばして次に行くミラクル! 授業風景を撮るために、板書をきれいにしていたみたいなんですけど、結局その板書の写真も使われませんでした」 ―趣味はお菓子を食べること。どんなお菓子? 「甘いのがめっちゃ好きで、生クリームをそのまま食べます。週に2回クレープを食べたこともありました。家で作る時もあって、その時は生クリームを入れるだけ。生クリームが好きなんですよね。お店で買う時は一応バナナやイチゴが入っているものを選ぶんですけど。家族には僕が作りたいって言って、一緒にフライパンでクレープの皮だけ作って、あとはそれぞれ好きなものを入れてます」 ―映画鑑賞も趣味。 「以前は感動する映画を見たくて、毎回普通の映画のレビューを見るんじゃなくて、感動する映画を調べてから見ていました。一番感動したのは二宮和也くんの『ラーゲリより愛を込めて』(2022年)。グッときましたね。やっぱり実話じゃないですか。過去にあった出来事とか、そういうところも含めて一番感動しました」(後編に続く) ◆井上 一太(いのうえ・いちた)2006年6月19日、兵庫県生まれ。18歳。19年に関西Jr.として活動をスタートし、21年に関西Jr.内ユニット「AmBitious」のメンバーに選出された。11月からMBSラジオ「ヤングタウンNEXT」金曜日に、メインパーソナリティーとして出演。特技はダンス。
報知新聞社