世界限定99本 アメリカで流行したストリームラインを参考に18Kピンクゴールドで装飾した最新ウオッチが登場
モダンデザインと機能性の融合を得意とするフレンチブランド【ベル&ロス(BELL&ROSS)】から最新ウオッチが登場。ケース、ブレスレットの一部に18Kピンクゴールドを用いた「BR 05 アートライン スティール&ゴールド」が世界限定99本で発売となり、価格は196万9000円(税込)。 【関連画像】その他の画像を紹介
1930年代に流行したデザイン様式をオマージュ
「BR05 アートライン」は、1930年代から戦間期にかけて一大ムーブメントになったアールデコから着想を得たデザインを特徴とする。この個性的なコレクションについて、「この名前は、デザイン(ライン)の中に芸術的な側面(アート)を取り入れていることを表しています。これを見ると、すぐにアメリカのストリームラインスタイルを思い浮かべることでしょう」と、ブランドのクリエイティブディレクター兼共同創設者であるブルーノ・ベラミッシュは話す。ストリームラインとはアールデコから派生し、1930年代にアメリカで流行したデザイン様式で、フォルム、素材、技術的ノウハウがバランス良く融合した洗練されたスタイルとなる。このムーブメントによって、工業製品にラインや色の組み合わせを考案するデザイナーという新しい職業が誕生した歴史的背景もあり、ベル&ロスは「BR05 アートライン」シリーズを通じて、デザイナーの先人たちに敬意を表していることもぜひ伝えておきたい。
コンテンポラリーなアーバンウオッチとしての完成度
「BR 05 アートライン スティール&ゴールド」は、70年代から80年代にかけ、アメリカを中心に人気のあったゴールドとスチールのコンビネーションを全体的に取り入れている。ただ、ブランドがこだわったのはノスタルジックでもネオヴィンテージでもなく、コンテンポラリーなアーバンウオッチとしての完成度だ。「アートラインでは、装飾性とエレガンスを同時に備えた時計を目指しました。その大きな表面(ケースとセンターリンク)を装飾することで、洗練、高貴、宝飾というプリズムを通して 『BR 05』の可能性を明らかにすることができました」とブルーノ・ベラミッシュはコメント。その言葉を裏付けるように、フルーテッドベゼルと一体型ブレスレットの中央リンクにモダン建築を連想させるフルート(縞模様)装飾を施した18Kピンクゴールドを採用。テクニカルピースにはあまり採用されない仕上げのため、本機オリジナルの表情を作り出す特別なディテールとなっている。