決定打欠いた巨人、阿部監督「勝たせてあげられなかった」…DeNAが総力戦制し日本シリーズ進出
プロ野球のクライマックスシリーズ(CS)は21日、セ・リーグのファイナルステージ(6試合制)の第6戦が行われ、DeNAが巨人を3―2で破り、通算4勝3敗(巨人のアドバンテージ1勝を含む)として、7年ぶりとなる日本シリーズ進出を決めた。最優秀選手はDeNAの戸柱と発表された。DeNAとソフトバンクが対戦する日本シリーズは26日、横浜スタジアムで開幕する。
DeNA3―2巨人
DeNAが総力戦を制した。2点を追う五回に森敬の適時三塁打、代打フォードの適時打で同点。四回途中から継投策に出て無失点でつなぎ、九回に牧の適時打で勝ち越した。巨人は敵失とスクイズで四回までに2点リードしたが、その後は好機で決定打を欠いた。
巨人・阿部監督「(選手を)勝たせてあげられなかった。申し訳ない。結果が全てのプロ野球だけど、成長したところもたくさんあった」
DeNA・三浦監督「選手たちは体もいっぱいいっぱいのところ、気力を振り絞って本当に一生懸命戦ってくれた。ずっと厳しい戦いが続いている中で、最後の最後までチーム一体になって戦えた」