<内田有紀>米倉涼子との絆、更年期の始まりを告白 30年ぶり始球式、助演女優賞も受賞した2024年を振り返る
◇「自分の不調を隠さない」 更年期の心構えを語る
12月、美容誌「美的GRAND(グラン)」(小学館)の読者が選ぶ「美的GRANDベストビューティウーマン」に選ばれ、イベントに出席すると「謎の痛みとか、肩が痛いとか、ちょっと汗が止まらないとか、そういったことが増えましたね。更年期の始まりですよね。年齢的にはそういった年齢ですから、そんなようなことが起きています」と赤裸々に語り、話題に。
そして、「自分の不調を隠さないで話せる時代になってきたなと思いまして、私もこういうステージで本当は涼しい顔をしてかっこつけていたいんですけど、そうじゃない場合もあります。人間ですから。どうやって過ごしていたのか先輩たちに聞いたり、自分の仲間に話をして気持ちを落ち着かせることが大事ですね」と心構えを話した。
更年期については10月にあった、出演するCM「豆乳の力」(ヤクルト)の会見でも言及。「最初は自分でもその体調の変化についていくのに苦労しました」と明かし、「『きょうは少し汗をかきそうだな』とか、『衣装に汗で染みがついちゃったらごめんなさい』とか、先に話をすることでマインドが開けていくということはあります」と話した。
◇30年ぶり始球式、助演女優賞も受賞 新春に出演作が公開
ほかに大きな話題になったのは、5月、東京・神宮球場(東京都新宿区)で行われた、東京ヤクルトスワローズ対千葉ロッテマリーンズの試合の始球式。内田さんが始球式に登場するのは約30年ぶりだった。美しい投球フォームを披露した。球はワンバウンドしたものの、球場は大きな温かい拍手に包まれた。
投球後に取材に応じると、「毎日自分に拍手してあげたいです。年齢を重ねると人から褒められることが少ないので、なるべく自分で『私すごい!』と褒めてあげたいと思っています。小さいことでも自分を褒めると、イキイキと年を重ねられて、体の不調を乗り越えることができると考えています」と語った。