甲斐みのりさんが選ぶ、一日の元気をもらえる「朝おやつ」10選。
文筆家・甲斐みのりさんが大切にしている習慣が「朝おやつ」。お饅頭やバターサンド、バナナがごろっと入ったケーキ……。朝つまむのにぴったりのお菓子10点を、甲斐さんに紹介してもらいました。 【フォトギャラリーを見る】 夜寝る前に、翌朝の自分のためにご褒美を準備しておくと、次の一日を機嫌よくスタートできる。文筆家・甲斐みのりさんが提案する「朝おやつ」は、毎朝を幸せな気持ちで迎えるための特別な習慣だ。 甘いものにあうコーヒーやお茶を淹れてゆったり過ごしたり、朝おやつと水筒を手に公園に出かけたり、忙しい朝ならひと粒や一枚をつまんだり。「自分を奮い立たせるスイッチのような、お守りのような習慣」を長年続けている甲斐さんの思いと思い出が綴られたエッセイ集『朝おやつ』から厳選した甘いものに、本に載っていないアイテムを加えた10点はすべてお取り寄せも可能。贈り物や手土産にもおすすめです。
●チーズから自家製造して焼き上げるまろやかなケーキ。|〈トロイカ〉の《ベークド・チーズケーキ》
岩手産の牛乳を使い、自社のチーズ工房で手作りするクリームチーズを主役に、独自製法で焼き上げる。絵本に出てきそうなかわいい見た目と、サクッとしたクッキー生地、とろりとクリーミーな内側の生地のバランスが絶妙だ。 「チーズのお菓子を見たら買わずにはいられないほどのチーズ好きです。数年前、盛岡の旅の終わりに駅で見つけたロシア料理店〈トロイカ〉のチーズケーキ。盛岡へ行くたびに冷凍状態で持ち帰り、冷蔵庫に移して翌朝食べるのを楽しんでいます」(甲斐さん) 問い合わせ:トロイカ
●優雅で優美。新しくもレトロな唯一無二のお菓子。|〈ルル メリー〉の《お花のティグレ》
日本にバレンタインの風習を広めた〈メリーチョコレート〉が、2017年からスタートした新ライン〈ルル メリー〉。昨秋発売の新作は、フランス語で虎を意味するティグレ。フィナンシェの生地にチョコレートを入れたフランス発祥のお菓子だ。 「散策中にふいに見つけた〈ルル メリー〉のお菓子にはひと目で恋に落ちました。川上恵莉子さんのデザインの素晴らしさはもちろん、チョコレートや焼き菓子の開発を担当した方達の思いまでが小さなお菓子に凝縮していて、パッケージを目にするたび、今日もがんばろうと思わせてくれます。小さなサイズもあるので相手に気を遣わせない贈り物にも」 問い合わせ:ルル メリー