台風接近で暴風警報発表中に児童・生徒を登校→すぐ下校の福岡市 今後は福岡地方が「暴風域」「強風域」に入る見込みで一斉休校に
台風10号の接近で暴風警報が発表されていた8月29日に、児童・生徒を登校させた後、すぐに下校させた問題を受け福岡市教育委員会が台風時接近時の一斉休校の判断基準を定めました。 【写真で見る】判断の遅れ認めた福岡市教委
「台風が福岡地方に接近しつつ、福岡地方が『暴風域』『強風域』に入る見込みの場合」は、全市で一斉休校となります。 福岡市内の市立学校が一斉休校となる場合の保護者への連絡方法については、これまで ①台風接近日の2日前に事前通知 ②台風接近日の前日に対応を決定の上、午後に通知 となっていました。 今後は、①②の連絡方法に ③前日夜以降の天気の急変により、全市一斉休校の判断基準に該当する状況となった場合は、前日午前6時を目処に通知する を追加するということです。 通知方法については、これまで同様に学校を通してメールで配信するということです。 暴風警報発表中に児童・生徒を登校させ、すぐ下校させた問題については、今月2日、福岡市の高島市長が謝罪した上で市教委に対し「今後は空振りを恐れずに早めの判断をして欲しい」と要請していました。 福岡市教育委員会は「今後は基準にそって台風対応に万全を期したい」とコメントしています。