ペップ監督、優勝に向けて落とせないトッテナム戦は「選択肢はただ1つ、勝つことだけ」 4連覇の可能性は「当初はまったく……」
マンチェスター・シティのペップ・グアルディオラ監督が、今季のプレミアリーグ優勝争いの重要局面となるトッテナム戦の意気込みを語った。 【動画|インタビュー】 ペップ監督が語る「マンチェスター・Cの監督としてモチベーションを保ち続ける秘訣」とは? アーセナルか、それともマンチェスター・Cか――。今季の優勝争いはこの2チームの“一騎打ち”という構図になった。アーセナルは、現地時間5月12日に行われたプレミアリーグ第37節でマンチェスター・ユナイテッドに1-0で勝利。暫定首位に躍り出た。一方のマンチェスター・Cはアーセナルよりも消化試合が1つ少なく、5月14日には延期分の第34節・トッテナム戦を控えている。 優勝のためにも絶対に落とせないトッテナム戦。マンチェスター・Cのクラブ公式サイトが伝えたところによると、グアルディオラ監督は「我々に残された選択肢はただ1つ、試合に勝つことだけだ」と、トッテナム戦の必勝を誓った。 2020-21シーズンに5回目のプレミアリーグ優勝を果たしてから、マンチェスター・Cは同リーグを3連覇中。仮に今季も優勝することになれば、史上初となるプレミアリーグ4連覇達成となる。グアルディオラ監督は前人未到の偉業について「シーズン当初は、プレミアリーグ4連覇のことなどまったく考えていなかった」と語った。 「だが、2月、3月、4月と時間が進むにつれて、『ああ、我々はまだそこにいるんだ』と感じられるようになった。1980年代のリヴァプール、1990年代のサー・アレックス・ファーガソン監督率いるユナイテッド、ロマン・アブラモヴィッチとジョゼ・モウリーニョのチェルシー、アーセン・ベンゲルのアーセナルでさえ、それ(4連覇)を成し遂げていない。とても難しいことだからだ」 果たして、最後に笑うのは2003-04シーズン以来の戴冠を狙うアーセナルなのだろうか。それとも、マンチェスター・Cが4連覇の偉業に手をかけるのだろうか。
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