愛猫が虹の橋へ 悲しみに暮れる中、そっくりな子猫と出会い急展開! 幸せな日々が始まるまでの体験談をレポート
先代猫を亡くした飼い主さんのもとに訪れたご縁にほっこり……! 今回、ご紹介するのは、X(旧Twitter)ユーザー@yu11hwyさんが出会った3匹の元保護猫です。三毛猫の女のコ「ユキ」ちゃん、サビ猫の女のコ「ワカメ」ちゃん、ハチワレ猫の男のコ「ハル」くんは、血の繋がった“きょうだい”。3匹は、飼い主さんのおうちに迎えられたとき、生後推定3カ月ほどでした。 【写真】成長したワカメちゃん(左)とお迎え当初の小さなワカメちゃん(右) 実は、ユキちゃん、ワカメちゃん、ハルくんと飼い主さんとのご縁を結んだのは虹の橋を渡った先代猫。悲しみに暮れていた飼い主さんは、当初、「先代猫の生まれ変わりのようにそっくりな猫をお迎えしたい」と心が望んでいたといいます。 ユキちゃん、ワカメちゃん、ハルくんと飼い主さんは、どのように出会い、そして一緒に暮らすようになったのでしょうか? 詳しいお話を伺いました。
先代猫にそっくりなワカメちゃんとの出会い。予想外の展開を迎えることに
先代猫を亡くし、再び、猫との暮らしを考え始めた飼い主さん。里親募集を目にして、先代猫とそっくりな猫を見つけることもありましたが、お迎えするまでには至りませんでした。 何度かご縁を見送ったあと、「まだ、次の猫と出会う時期ではないのかな」とあきらめかけた矢先、ふと目にした里親募集で3匹の“きょうだい”猫に目が留まりました。そのうちの1匹が、先代猫にとてもよく似たサビ猫だったのです。 そのサビ猫に強く心を引かれた飼い主さん。ほかの2匹とともにたたずむそのサビ猫を見つめながら、飼い主さんはある思いに駆られます。そして、熟慮の末、当初は想定していなかった決断を下しました。 飼い主さん: 「当初は、そのサビ猫1匹だけをお迎えする予定でした。でも、3匹が“きょうだい”であると知り、一緒にお迎えすることを決めたのです」
3匹と飼い主さん、新たな生活で見えてきたことは?
こうして飼い主さんのおうちで新たな生活をスタートさせたユキちゃん、ワカメちゃん、ハルくん。血の繋がった“きょうだい”一緒だったこともあってか、環境が変わってもそれほど戸惑う様子は見られなかったそうです。 そして、ユキちゃん、ワカメちゃん、ハルくんとともに過ごす日々を通して、飼い主さんの心にも変化がありました。 飼い主さん: 「3匹の猫をお迎えして、日常がとても楽しくなりました。“きょうだい”だからなのか、ごはんの残し方などよく似ているところもいろいろあって、それがとてもほほえましかったです」 こうして現在、飼い主さんに見守られながらユキちゃん、ワカメちゃん、ハルくんはすくすくと成長。現在は、11才(取材時)になりました。 お迎え時と現在、ユキちゃん、ワカメちゃん、ハルくんの成長ぶりを目にして来た飼い主さん。どのようなところに変化を感じているのでしょうか? 飼い主さん: 「自分の名前を覚えてくれるまで時間がかかったように思います。当初は、『ごはん』と声をかけると振り向いてくれますが、名前を呼んでも反応してくれませんでした」 「3匹は“きょうだい”ではありますが、寄り添って眠ることはありませんでした。ところが、3匹のうち2匹がケンカを始めると、必ず、もう1匹が止めに入ります。その様子を目にしたときは、とても感動しました。また、成長するにつれて甘えん坊になったと思います」