長野県で遭難相次ぐ 北アルプスで2人骨折の重傷、八ヶ岳で1人体調不良
長野県内で1日、北アルプスや八ケ岳で遭難が相次いだ。 【随時更新】山岳遭難 長野県内の状況一覧
北アルプス唐松岳、不帰嶮付近での落石で2人けが
北アルプス唐松岳で1日午前、不帰嶮(かえらずのけん)付近(標高約2400メートル)で落石に遭った名古屋市のパート従業員女性(59)が右手首の骨を折るなどの重傷、岐阜市の会社員女性(53)が膝の打撲などで軽傷のもよう。大町署によると、それぞれ防災ヘリで救助され、松本市内の病院に搬送された。 また、小日向山の小日向のコル付近(標高約1700メートル)では、大阪府豊中市のパート従業員女性(57)が登山中に転倒し、防災ヘリで救助された。大町署によると、左すねの骨を折り重傷のもよう。
八ヶ岳連峰権現岳 山頂付近で大学生が体調不良に
一方、八ヶ岳連峰権現岳の山頂付近(標高約2700メートル)で1日午後、さいたま市の男子大学生(19)が縦走中に体調不良で動けなくなった。茅野署によると、県警ヘリで救助された。軽症のもよう。