北海道札幌市と群馬県、人口が多いのはどちら? 正解したのは全体の約7割だった
北海道札幌市と群馬県、人口が多いのはどちらかご存知でしょうか。 今回、アンケートで尋ねてみたところ、正解したのは全体の約7割という結果になりました。 ◆【写真2枚】都道府県・市区町村の人口ランキングTOP25を見る 記事後半では札幌市と群馬県の経済面を紹介します。 ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
北海道札幌市と群馬県、人口が多いのはどちら?
LIMO編集部が全国の10歳代~60歳代の男女100名を対象に、「北海道札幌市」「群馬県」の2択のうち、「人口が多いのはどちらでしょうか」というアンケートを取ったところ、全体の69%が札幌市と回答。群馬県と回答したのは31%でした。 人口とも密接な関連性がある面積は、札幌市が1121.26平方キロメートル。群馬県は6362.28平方キロメートルとなり、群馬県が札幌市の約6倍です。 続いて可住地面積を見てみると、札幌市が438.79平方キロメートル。群馬県は2269.02平方キロメートルなので、群馬県のほうが約5倍も大きい計算になります。
北海道札幌市と群馬県の人口を比較すると…
総務省の「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数」によると、2024年1月1日時点で人口が多いのは北海道札幌市です。気になる人口は札幌市が195万6928人、群馬県が191万9232人。 都道府県及び市区町村の人口を多い順に並べてみると、上位には都道府県が並ぶ中、10位に人口375万2669人の神奈川県横浜市がランクイン。 そのほか、人口275万7642人の大阪府大阪市が13位、人口229万7745人の愛知県名古屋市が16位にランクインし、札幌市は21位、群馬県は22位でした。
北海道札幌市と群馬県の経済面を比較
ここからは札幌市と群馬県について紹介します。 約195万7000人の人口を有する札幌市は、1922年8月11日の市制施行以降、近隣町村との合併・編入によって面積を拡大してきました。市域の距離は東西42.30キロメートル、南北45.40キロメートル。政令指定都市の札幌市には、10の行政区があります。 10の行政区の人口は下記の通り(2024年1月1日時点)。 ・札幌市北区 28万4605人 ・札幌市東区 26万377人 ・札幌市中央区 24万5023人 ・札幌市豊平区 22万6589人 ・札幌市西区 21万8448人 ・札幌市白石区 21万3286人 ・札幌市手稲区 14万432人 ・札幌市南区 13万4070人 ・札幌市厚別区 12万3851人 ・札幌市清田区 11万247人 札幌の地名の由来については、アイヌ語の「サリ・ポロ・ペッ」(その葦原が・広大な・川)とする説と、「サッ・ポロ・ペッ」(乾いた・大きな・川)とする説などがあるそう。 そんな札幌市の2021年度の市内総生産は、名目7兆4661億円。経済成長率は名目2.9%増で、1人当たりの市民所得は 280万円でした。岡山県の県内総生産(2021年度)が名目7兆6527億円なので、同じような経済規模です。 ●群馬県の県内総生産は9兆1410億円 人口約192万人の群馬県は日本列島のほぼ中央に位置し、県西・県北には山々が連なり、南東部は関東平野が開けています。 群馬県の県名が初めて使われるようになったのは、1871年10月28日。廃藩置県を受け、高崎・前橋の大部分を含んだ群馬郡を県名とすることがふさわしいと判断されました。これにちなみ、10月28日は「群馬県民の日」となっています。 そんな群馬県には現在、35の市町村があります。人口数TOP5は下記の通り。 ・高崎市 36万7861人 ・前橋市 32万9860人 ・太田市 22万2518人 ・伊勢崎市 21万2237人 ・桐生市 10万2988人 経済面を見てみると、群馬県の2021年度県内総生産は、名目9兆1410億円。経済成長率は名目5.4%増で、1人当たりの県民所得は318万7000円でした。 いかがでしょうか。今回は北海道札幌市と群馬県の人口と経済面を紹介しました。 ●調査概要 ・調査日:2024年11月7日 ・調査人数:100人(全国の10歳代~60歳代) ・クロス・マーケティング QiQUMOを利用した調査
参考資料
・クロス・マーケティング QiQUMO ・札幌市「札幌市のあらまし」 ・群馬県「統計で見る特徴(暮らし)」 ・総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数」 ・総務省統計局「統計でみる市町村のすがた2024」 ・札幌市「令和3年度札幌市民経済計算 結果の概要」 ・岡山県「令和3年度岡山県県民経済計算について」 ・群馬県「ぐんまの概要」 ・群馬県「群馬県のまちづくりと市町村合併」 ・群馬県「令和3年度 群馬の県民経済計算について」
小野田 裕太