【熊本県 2024年版】 夏の絶景・風物詩10選 菊池渓谷多くの写真家が訪れる究極の渓谷美
◆草千里ヶ浜
草千里ヶ浜は、阿蘇五岳の1つである烏帽子岳の北麓に広がる湿地帯。緑の草原には放牧された馬がのんびりと歩く、牧歌的な風景が広がる。 この草千里ヶ浜の全景を望めることができる「草千里ヶ浜展望所」はおすすめのスポット。阿蘇中岳の噴煙を目の前に、晴れた日には遠く金峰火山や島原半島の雲仙普賢岳など、阿蘇以西火山の並びを一望できる。 すぐ近くには「ニュー草千里」という物産館やカフェ・食堂が入っている複合施設もあり、阿蘇の魅力を食事やお土産で堪能することも。ドライブがてら訪れてみるのもおすすめ。 草千里ヶ浜(くさせんりがはま) 所在地 熊本県阿蘇市草千里ヶ浜
◆球磨川くだり
日本三大急流として知られる熊本県最大の川「球磨川」を、木舟に乗って下る球磨川くだり。100年以上の歴史を持ち、かの与謝野鉄幹・晶子夫妻も人吉を訪れた際にはこの球磨川くだりを楽しんだそう。 船頭のガイドを聞きながら温泉町へと下る船上からは、人吉城跡や夏の青々とした美しい山の景観、透明度が高い球磨川の水から透けて見えるアユの泳ぐ姿など、心和む情景を眺めることができる。夏場は貸切屋形船で涼むのも趣深い。 この地を訪れる人々に愛され続ける悠久の球磨川くだりを、ぜひ体験してみて。 球磨川くだり(くまがわくだり) 所在地 熊本県人吉市下新町333-1
◆白川水源
銘水の郷といわれる南阿蘇の中でも、特に質のいい水が流れているとされる白川水源。その源流は白川吉見神社境内にあり、杉の木が立ち並ぶ豊かな自然に囲まれている。 湧水の透明度は圧倒的で、豊富な水が地底の砂を舞い上がらせながらこんこんと湧出する様子は、木々の緑と相まって美しいグラデーションを描く。 水をくんで飲んでみると、ミネラル分が多いためかしっかりとした飲み心地。地酒やミネラルウォーターの原水としても使用されていたり、九州各県から採水に来たりする人も多いそう。 白川水源(しらかわすいげん) 所在地 熊本県阿蘇郡南阿蘇村白川2092-1