【蒲郡ボート PG1クイーンズクライマックス】優勝戦1号艇は遠藤エミ 史上初の夏冬女王に王手
ボートレース蒲郡のプレミアムG1「第13回クイーンズクライマックス」は30日、トライアル最終戦となる3回戦が終了。大みそかの31日、最終日12Rに行われる優勝戦メンバーが出そろった。 1号艇で臨んだトライアル3回戦12Rを逃げ切れば、7年ぶり2度目の完全Vに王手をかけることになった遠藤エミ(36=滋賀)。しかし、結果は2着。1コーナーの旋回が外に流れ、2号艇・海野ゆかりに差しを許してしまった。 「ちょっと回転を止め過ぎた感じがする。ターンしてからの上がりがもう少しだった」。レース後にこう振り返ったが、それでも2位以下に4点の大差をつけてファイナル1号艇を獲得。2017年の大村大会以来となるティアラ戴冠へ大きく前進した。 「行き足は変わらず良かったし、スタートも勘通りに行けた。エンジンはしっかりしている。3回戦の反省を生かして、1回戦みたいに逃げたい」。史上初となる女子プレミアムG1夏冬連覇、24年完全女王へ待ったなしだ。