アルファードの購入を検討中です。年収「200万円」ですが、維持費を考えたらやめたほうがいいでしょうか?
年収があまり高くない場合、本体価格や維持費などを考えると、アルファードの購入が難しいと考える方も多いでしょう。 しかし、年収があまり高くなくても、アルファードを購入する方法はあります。今回は、アルファードの本体価格や維持費、購入方法について解説します。 ▼トヨタ「アル・ヴェル」は月々でいくらの支払いが必要? 返済額を試算してみた!
アルファードのメーカー小売価格
トヨタが販売しているアルファードのグレードごとによるメーカー小売価格は、表1の通りです。
※トヨタ自動車株式会社 アルファード グレード一覧を基に筆者作成 グレードにより価格差があり、540万円~872万円となっています。
アルファードにかかる維持費
新車を購入すると、本体価格以外に車を維持するためのガソリン代や整備費、ほかにも税金や保険料などの諸費用がかかります。維持費には以下のようなものがあげられます。 ●税金(自動車税種別割・自動車重量税) ●保険(自賠責保険・任意保険) ●車検・点検費 ●駐車場代 ●ガソリン代 自動車税は自動車の排気量、自動車重量税は自動車の重さにより、税金額が変動する仕組みです。 アルファードの排気量は、ハイブリッド車で2487リットル、ガソリン車で2493リットルとなっており、4万3500円の自動車税がかかります。くわえて、新車登録後の車検が3年の場合は、ハイブリッド車は3万7500円、ガソリン車は6万1500円の自動車重税も必要です。 また、すべての自動車に加入が義務付けられている自賠責保険は、仮に37ヶ月間、加入した場合、2万4190円の保険料となります。 以上から、税金と保険料を合わせると、10万円~13万円程度の費用がかかり、車検費・駐車場代・ガソリン代なども加えると、さらに維持費がかかります。
年収200万円でアルファードは購入できる?
年収200万円の場合は、月の手取り額が14万円程度となるため、貯蓄や生活費などの状況にもよりますが、新車でアルファードの購入はハードルが高いと考えられます。 通常の自動車ローンで購入する方法や、残価設定ローンで購入する方法などもありますが、手取り14万円前後だと返済能力が適正でないと判断され、審査に通らない可能性があります。 仮にローンで購入しても、月々のローンの支払いや維持費、普段の生活費を考えると、家計を圧迫しかねません。