なぜ呼ばれない? 日本代表に招集されなかったJリーガー(5)Jリーグ最強! 円熟味が増すMF
日本代表はFIFAワールドカップ26アジア2次予選兼AFCアジアカップサウジアラビア2027予選で北朝鮮代表と対戦した。長友佑都のサプライズ選出もあった一方で、戦力になりそうでありながら呼ばれなかったJリーグの選手もいる。今回は、確かな実力を持ちながらも日本代表に呼ばれなかったJリーガーを紹介する。※成績は16日時点の『transfermarkt』を参照。
MF:脇坂泰斗(わきざか・やすと) 生年月日:1995年6月11日 所属クラブ:川崎フロンターレ 2024リーグ戦成績:4試合1得点0アシスト 日本代表通算成績:4試合0得点0アシスト 川崎フロンターレのMF脇坂泰斗は2021年から3年連続でJリーグベストイレブンに選出された。2022年からはチームのレジェンド・中村憲剛の背番号14を受け継ぎ、今やフロンターレの顔となっている。 2019年にJリーグデビューとなった脇坂は、プロ初年度こそ出場機会を得ることができなかったものの、2年目にはチームの主力に成長。2020年から4シーズン連続で30試合以上に出場し、高い技術を持った選手がひしめき合うフロンターレの中盤の中で、2020年から4シーズン連続で30試合以上に出場し、チームに欠かせない存在となった。昨季はリーグ戦30試合に出場しキャリアハイとなる9ゴールをマーク。プレーに円熟味が増してきている。 脇坂はプロ3年目の2021年、代表に初招集され韓国との親善試合で代表デビューを果たした。2022年に行われたE-1選手権にも出場したが、その後代表には一度も招集されていない。脇坂がプレーする中盤は日本代表の中でも屈指の激戦区だ。しかし、フロンターレで培った技術は本物。守田英正や田中碧といったフロンターレ時代のチームメイトが代表でプレーする中で、脇坂もその一員となり中盤を構成するシーンを見てみたい。